自民党に「党改革実行本部」ができたのは、2004年の参院選後のことでした。初代本部長は当時党幹事長だった安倍晋三衆議院議員が兼任し、候補者の公募制度導入やシンクタンクの創設などを実現しました。その後は石原伸晃衆議院議員、武部勤衆議院議員に引き継がれています。
また、自民党の中堅・若手議員の中でも党改革の動きが活発化しており、若手議員の勉強会「国民本位の政治を実現する会」(代表・平将明衆議院議員)が07年に発足するなど、「自民党のあるべき姿」が様々に議論されています。
自民党のマルチメディア局次長を務め、「国民本位の政治を実現する会」にも参加する山内康一衆議院議員が、「いまのままの自民党ではいけない」という問題意識から、世襲や地盤の引き継ぎではない公募候補者だからこそ言える「自民党改革」のための3つの方策を語ります。
また、自民党の中堅・若手議員の中でも党改革の動きが活発化しており、若手議員の勉強会「国民本位の政治を実現する会」(代表・平将明衆議院議員)が07年に発足するなど、「自民党のあるべき姿」が様々に議論されています。
自民党のマルチメディア局次長を務め、「国民本位の政治を実現する会」にも参加する山内康一衆議院議員が、「いまのままの自民党ではいけない」という問題意識から、世襲や地盤の引き継ぎではない公募候補者だからこそ言える「自民党改革」のための3つの方策を語ります。
3つの自民党改革を行い、世界ナンバーワンの政党を目指す
(2008/08/20撮影)
※以下、政治家動画より編集したものです。
「国民本位の政治を実現する会」で行っていること
今日は自民党の改革についてお話したいと思います。私も含めて、「国民本位の政治を実現する会」という若手議員の勉強会をやっています。私たちは、今の自民党のままではいいとは思っていません。まして、国民の皆さんはもっと思っていないでしょう。「今のままの自民党ではダメだから、どうしようか」という問題意識から、「どうすればいい政党になるのか」を議論しています。私たちは、これまでのベクトルの延長線上ではない“ゼロベースで新しい政党をつくる”ぐらいの覚悟で取り組んでいます。
国際水準からみた、自民党の手本となる3つの政党とは
そのときに私は、民主党とか公明党といった国内の他の政党をみるのではなくて、「国際水準からみてベストの政党をつくるにはどうしたらよいか」という観点から党の改革を考えていきたいと思っています。世界中を見渡してみて、日本が手本にするべき国はいっぱいあります。
自民党が手本にしたらいいのではないかと思う政党は3つありました。ひとつはイギリスの労働党、そして2つ目は保守党。両党はすごくお手本になると思います。そして3つ目はドイツのSPD(ドイツ社会民主党の略称)。この3つの政党をみていると、「これから日本が目指すべき政党はこういうものかな」という絵が見えてくるような気がしました。アメリカは大統領制なのでなかなかお手本にできないところがあります。その点、イギリスの議会制度は日本にも近いところがあります。そういう意味でイギリスの2つの政党、ドイツのSPDを加えた3つの政党をみたなかで、「我が党、自民党にも生かすことができないか」という観点で今、党の改革を考えているところです。
マニフェストのつくり方、総裁の選び方、候補者の選び方が自民党改革の3本柱
まずひとつ視点として持ち込みたいのは、企業で顧客満足度という発想がありますが、これから我々は、「国民満足度」という概念が必要かと思います。国民には、政治に対して、ひとつは“有権者”として、もうひとつは“納税者”としての視点があります。この二つの視点からみて、私は「国民の皆さんに納得してもらえる、支持される、そういう政党をつくる観点が必要だ」とすごく思うようになりました。
それからもうひとつ、「政党の命はやはり政策だ」と思います。昔みたいに利益誘導、バラマキで自民党が選挙で勝てる時代は終わりました。いまだにそうした発想の人が我が党にも一部おりますが、いまさらバラマキの利益誘導で選挙に勝てると思ったら大間違いだと思います。政策で勝負する、それもバラマキみたいな利益誘導ではなくて、“10年、20年先の日本を考えた総合的な政策で勝つ”、そういう政党をつくらなくてはいけないと思います。また、どんな綺麗ごとをいっても選挙に勝たないと意味がありません。“選挙に勝てる政党をつくる”ことは当たり前のことですが、こういった観点からも党の改革を議論していきたいと思います。
以上の観点からいうと、柱は3つです。1.マニフェストのつくり方であり、2.党首の選び方、つまり総裁選の在り方はすごく大事だと思います。さらに3.議員や候補者の選び方。この3つがよければ選挙にも勝てると思いますし、良い政党、良い政治が実現できると思います。
もう一度、言います。3つの改革です。「党の顔」、「マニフェスト」、それから「候補者の選び方」、この3つの改革を実現すれば「自民党は近代的な国際水準の政党になれる」と私は思っております。
(次ページへつづく)
「国民本位の政治を実現する会」で行っていること
今日は自民党の改革についてお話したいと思います。私も含めて、「国民本位の政治を実現する会」という若手議員の勉強会をやっています。私たちは、今の自民党のままではいいとは思っていません。まして、国民の皆さんはもっと思っていないでしょう。「今のままの自民党ではダメだから、どうしようか」という問題意識から、「どうすればいい政党になるのか」を議論しています。私たちは、これまでのベクトルの延長線上ではない“ゼロベースで新しい政党をつくる”ぐらいの覚悟で取り組んでいます。
国際水準からみた、自民党の手本となる3つの政党とは
そのときに私は、民主党とか公明党といった国内の他の政党をみるのではなくて、「国際水準からみてベストの政党をつくるにはどうしたらよいか」という観点から党の改革を考えていきたいと思っています。世界中を見渡してみて、日本が手本にするべき国はいっぱいあります。
自民党が手本にしたらいいのではないかと思う政党は3つありました。ひとつはイギリスの労働党、そして2つ目は保守党。両党はすごくお手本になると思います。そして3つ目はドイツのSPD(ドイツ社会民主党の略称)。この3つの政党をみていると、「これから日本が目指すべき政党はこういうものかな」という絵が見えてくるような気がしました。アメリカは大統領制なのでなかなかお手本にできないところがあります。その点、イギリスの議会制度は日本にも近いところがあります。そういう意味でイギリスの2つの政党、ドイツのSPDを加えた3つの政党をみたなかで、「我が党、自民党にも生かすことができないか」という観点で今、党の改革を考えているところです。
マニフェストのつくり方、総裁の選び方、候補者の選び方が自民党改革の3本柱
まずひとつ視点として持ち込みたいのは、企業で顧客満足度という発想がありますが、これから我々は、「国民満足度」という概念が必要かと思います。国民には、政治に対して、ひとつは“有権者”として、もうひとつは“納税者”としての視点があります。この二つの視点からみて、私は「国民の皆さんに納得してもらえる、支持される、そういう政党をつくる観点が必要だ」とすごく思うようになりました。
それからもうひとつ、「政党の命はやはり政策だ」と思います。昔みたいに利益誘導、バラマキで自民党が選挙で勝てる時代は終わりました。いまだにそうした発想の人が我が党にも一部おりますが、いまさらバラマキの利益誘導で選挙に勝てると思ったら大間違いだと思います。政策で勝負する、それもバラマキみたいな利益誘導ではなくて、“10年、20年先の日本を考えた総合的な政策で勝つ”、そういう政党をつくらなくてはいけないと思います。また、どんな綺麗ごとをいっても選挙に勝たないと意味がありません。“選挙に勝てる政党をつくる”ことは当たり前のことですが、こういった観点からも党の改革を議論していきたいと思います。
以上の観点からいうと、柱は3つです。1.マニフェストのつくり方であり、2.党首の選び方、つまり総裁選の在り方はすごく大事だと思います。さらに3.議員や候補者の選び方。この3つがよければ選挙にも勝てると思いますし、良い政党、良い政治が実現できると思います。
もう一度、言います。3つの改革です。「党の顔」、「マニフェスト」、それから「候補者の選び方」、この3つの改革を実現すれば「自民党は近代的な国際水準の政党になれる」と私は思っております。
(次ページへつづく)
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